耳がいたい・・・

先日、会社外部の勉強会に参加したときのこと。

関東で幼児クラスをされているベテランの先生が次のような保護者とのやりとりを紹介して下さいました。

レッスンの中で「こんにゃく」がでてきたけれど、子どもがこんにゃくを知らなかった。

お迎えにきたお母さんにそのことを伝え「今度スーパーで見せてあげてね」と伝えると、

お母さんは「知ってるはずです」と。

子どもにも「知ってるでしょ?!」とやる。

子どもはポカンとしてやっぱりよくわかっていない様子。

それを見たお母さんは

「ほら、いつもおでんに入れるじゃない!こないだ食べたでしょ!」

と追い打ちをかける。

このエピソードを聞きながら私は胸が痛みました。

これをやられると、子どもはわからなくても「わかる」と言わなければいけない気持ちになりますよね。

こういう場合は「そうですか」とだけ言い、機会があるときに子どもにこんにゃくを見せてあげればいいのです。説教じみた解説も、責める言葉も要りませんね。さらっと自然に・・・。

かわいそうだなぁ・・・と思いながら聞いていると、

お話しの最後に先生が一言。

「こういうお母さんてね、『先生』と呼ばれる立場の方に多いんですよ。意外でしょ」

・・・。

耳が痛く、なんだか恥ずかしい気持ちになってしまいました。

気をつけなくっちゃ!

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